浅蜊大根。
梅安は、鍋へ、うす味の出汁を張って焜炉にかけ、これを膳の傍に運んだ。 大皿へ、大根を千六本に刻んだものが山盛りになってい、浅蜊のむき身もたっぷりと用意してある。 出汁が煮え立った鍋の中へ、梅安は手づかみで大根を入れ、浅蜊を入れた。千切りの大根は、すぐ煮える。煮えるそばから、これを小鉢に取り、粉山椒をふりかけ、出汁と共にふうふういいながら食べるのである。 |
以前、台所で調理をしきったのを七味で食べたのですが、今回はちゃんと昆布と削り節で出汁をとって、小鍋仕立てでやりました。大根を切るのはフードプロセッサーで。
最後は「ぶっかけ」にします。
¥150前後の春キャベツは割とよく店頭でみますが、今週は川崎のモアーズの地下で¥99ってのに出会いました。1人で1玉を消化するのって結構ホネですが、冷蔵庫保存で1週以上は余裕でもつのを学習したので、気張らず使っていきます。
キャベツとソーセージとコーンのスパゲッティ。
あとは、鍋の残り食材(浅蜊)始末。ボンゴレビアンコ。たまねぎみじん切りはフードプロセッサーで。←買ったばっかりなので何かにつけて使おうとしている。
先週、そばつゆ用の「かえし」(醤油と味醂と砂糖を煮たもの)を仕込んで寝かせておいたので、昨夜鍋のときに多めに作っておいた出汁で割って、もりそばのつゆに。
「もりそばを見ると自分に可能な最速のすすり加減で食べる」という悪い癖を持っているのですが、自作そばつゆの出来を確かめるはずだったのに、うっかりこの悪癖が出て、気が付いたら1分も経たずに食べ終わってしまいました。「かえし」はまだ残ってるので、じっくり味わうのはまた今度にしよう。
余り食材再び。
ほうれん草入りの出汁巻き卵(焦げ気味)と大根おろし、キャベツとしめじと豚バラの豆板醤炒め煮、大根と油揚げとねぎの味噌汁。
キャベツはまだまだ残ってます。
●今週のバウルー。
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コメント
キャベツとかレタスとかは芯をくりぬいて、水にぬらしたティッシュつめておくと長持ちするよ~。
そのうちそばも自分で打つね。キミは。
投稿: shinob | 日曜日, 3月 26, 2006 11:56 午後
池波小説の魅力のひとつですねぇ>食べるシーン
俺も梅安で出てきた
「蕪を丸ごと入れた味噌汁」
を作った事があります。ウマー
投稿: としや | 月曜日, 3月 27, 2006 12:44 午前
>shinob.さん
ギクゥッッ!!
するどいなぁ。私自身が一番心配してるんですよ。(笑)>そば打ち
長持ち技、今日帰宅したら試してみたいと思います。
>としやさん
私の場合、ともすればストーリー本編より食い物の場面のほうが気になる始末です。
このブログもすっかりLEGOブログじゃなくなりました。いっそ、「池波料理に挑戦してみるブログ」にでもしたほうが……。
投稿: ayucow | 月曜日, 3月 27, 2006 11:15 午前
コンロって日本語だったんだ!!
ヒンジ以来の衝撃。
漢字で書けよ…。>日本人
投稿: はく | 月曜日, 3月 27, 2006 11:25 午後
>はく
「ヒンジ」のときは、その逆で衝撃だったってことか?
投稿: ayucow | 火曜日, 3月 28, 2006 06:59 午後