Jake's BrickFest Keynote Notes - 2005
この記事は、「Jake's BrickFest Keynote Notes - 2005」(LEGO社コミュニティ開発部長Jake McKee氏が作成したBrickFest2005基調講演用のスピーチノート。実際の講演を採録したものではありません。)を試しに日本語訳してみたものです。誤訳も多々あるかと思いますので、指摘いただけると助かります。訳文で「?」ってのがあったら、原文を確認してみてください。
ひとまず全訳しましたが、随時修正しています。内容に責任がもてないので転載は勘弁してほしいなぁ。
【履歴】
2005/8/17 初稿アップ。
2005/8/18 The History、Trains in Europe他追記。
2005/8/19 ひとまず一通り書き終わり。
2005/8/21 一部修正。
【用語】
AFOL:adult fan of LEGO =大人のLEGOファン
LDD:LEGO Digital Designer = LEGOモデル設計用の公式PCソフト
MOC:my own creation = 自作モデル
hobby train system:鉄道玩具・鉄道模型全般
line,theme:「お城」「街」というようなシリーズ
●前置き
もう6年とは!私にとっては、BrickFestが6年目に突入したなんて信じられません。 私が第一回目に出席したのが、本当にほんの数カ月前のように思えます。あれから5年も経ってるんですよね。Christina(訳注:BrickFest実行委員長)とBrickFestチームは再びスゴいイベントをやってくれました。
LEGOコミュニティとLEGO社の関係が、年々良いものになてきているとは言え、今回Joergen Vig(訳注:LEGO社CEO)とKjeld(訳注:LEGO社オーナー)がビルンドからBrickFestに特別に初参加するという事実は、ついに此処まで来たということを真に示してくれています。
コミュニティ関連の最新情報の前に、最初にそれ以外の最新情報について手短に紹介します。発表時間がキツキツなので、詳細に関する質問は後ほど私を遠慮なく取っ捕まえて聞いてください。
●Vikings
10月前半に、バイキングが北米トイザラスを襲撃するとお知らせできて嬉しいです。年末くらいにはS@Hでも北米向けの出荷を始めます。
●New Team Member
朗報ですが、3人目のAFOLチームメンバーSteve Witt氏を雇うことができました。 Steve氏は、5月から実習生として勤務しており、研修期間の終わる9月のはじめから、常勤になります。私とJan Beyer氏と一緒に、LEGO社の内外でもっとAFOLをサポートできるよう結束したチームを作っています。 会場に居る間、Steve氏にはぜひ声をかけて、良くしてやってください--まだ新人ですから!(訳注:最後のとこ、うまく訳せてません)
●Jake's Blog
もしまだならば、私のLEGOブログ--www.bricksonthebrain.com/blogを見るのをオススメします。
私が試みているのは、LEGO社とAFOLグループの舞台裏で起きている話を共有することです。ほぼ毎日更新していますので、まめにチェックしてみてください。
それでは、本題。
●Breaking down the walls-壁をブチ壊す
私が、LEGO Directを始めて、その部署での仕事を仕込まれていたとき、我々のゴールは「境界をぼかす(訳注:垣根を無くす?)」ということでした。LEGO Directの役目の一部は、どこからがコミュニティの終わりで、どこからLEGO社が始まるのか本当に分らなくするのを目指す、「内・外」の壁をぶち壊すことでした。2002年の暮、「LEGO Community Team」の部署ができたとき、そのビジョンは我々の任務として正式に組み込まれたのです。
●Connecting the Players-ユーザーと結びつく
(訳注:「Play on」なので、LEGOユーザー全般を"the Players"と呼んでいるようです)
すべて成功とは言うものの、それにともなって疑問が出てきます。 壁を取り壊されたとして、次は何?内外の境界がぼかされたとして、新しい交流としては何もしないとしたら、それがどう重要なのですか?(訳注:if we're not doing anything with that new found interactionの意味が?)
2005年は「ユーザーと結びつく」の年と呼ぶことにしました。今年の我々の役目は……
ファンコミュニティと社内組織とを完全に融合する手始めに、大人の趣味人層と担当社員との結びつき(訳注:コネ?)を作る。
我々は3つの方法でこれを実行しています。
・定型化
信頼できるプラットホームを使用した、ブロックの供給を助けるような多くのLEGO社公式企画を作る。(訳注:provide a solidが?です。仮に「実際にブロックの現物が売れる」というつもりで)
・増強
既に協働中のLEGO社従業員と大人の趣味人層との協力関係を作り、また在るものは育ていくという援助を継続的に行う。
・拡張
大人向け製品を増やしていく活動と同じような、LEGO社社員と大人の趣味人層とを結びつける新しい方法の発見。(訳注:working to expand the product offerings for adult hobbyistsも自信無し)
今日はあまり時間がありませんので、この動きについては概要に留めて、来週私のブログで詳細な議論をしたいと思います。
□スライド画像□□
□「結びつき」の実例
□ LEGO AMBASSADOR
□ LEGO PROFESSINAL
□ LEGOFAN.org
□ LEGO Inside Tour
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「境界をぼかす」という考えは、LEGO社とAFOLコミュニティの交流にだけあてはめるものではありません。これは製品デザインに対しても適用されるものです。
6年以上前に、我々は実現へ届く道筋をたどり始め、ついに今月末には工場を全年齢層のユーザーに引き渡します。
今月末に、the LEGO Factoryウェブサイトが、ユーザーのモデルを創造・共有・購入できる能力をひっさげて再始動します。自分自身のモデルと同様に、他のユーザーの作ったモデルでもそれができます。
ここに至るまでる多くのステップを経てはきましたが、まだ最終形からは遠いものです。実際にはユーザーが製品設計する権限を与えられるという驚くべき未来になることへの「試合開始」に過ぎません。
●The History
未来について話し始める前に、ちょっとだけ過去を振り返ってみましょう。 さっき述べたように、現在、我々がここにたどり着くために、いろんな方法が採られてきました。
1999年末にLEGO Directを設立したのは、もっと深くユーザーとLEGO社を融合させるという仕事があったからです。製品開発の見地からのゴールは、ユーザーの欲しい内容のセットを作り望む方法で共有するという力を、ユーザー自身に与えることです。とはいうものの、まず我々は、ある理論を仮説として立てて検証してみる必要がありました。
2000年の「LEGO Mosaic」によって確立した理論は、「bagged」コンセプトに基づき実現させた、ユーザーは自分でデザインしたい・できる、というものでした。
(訳注:"bagged"というのがよく解りません。組立済のカスタムモデルではなく、未組立で部品が袋に入った状態ということか?何か違う意味の俗語なのかも。)
2001年の「My Own Train」では、「personalized」と称して、カスタム可能なモデルの塊(?)にユーザーに興味があるのを明らかにできました。
Blacksmith Shopやサンタフェトレインの「MOCシリーズ」では、ユーザーがデザインしたものであっても、イイ感じのセットは他のユーザーに売れる需要あるとわかりました。また、製品をユーザーがデザインすることで起きる法的な問題を処理するという経験もできました。
LEGO Digital Designerの導入では、子供・大人を問わず、望んでいるだけでなく実際に仮想的なLEGO製品のデザインをできるというのを立証することができました。
なんと、LEGOshop.comサイトの立ち上げさえも、他のと同じように(訳注:この壮大な仮説立証のために行われる)ネット取引のテストだったのです。
興味深いのは、各ステップの大部分で、AFOLを巻き込む方法が採られたことです。
-Eric Harshbarger氏設計のモザイク作成ソフト
-James Mathis氏とDan Siskind氏のモデルデザイン
(訳注:サンタフェトレインとBlacksmith Shopの作者)
-昨年、内部(訳注:LEGO社内?米国内?)でのmicro cityコンセプト製品販売チームを支援した10人のファングループ
●LEGO Factory
今月末に、我々は新しいLEGO Factoryサイトを始めます。これは、我社の製品プラットホームにおける一大革命となります。 ユーザは自分で作ったモデルをLDDでアップロードします。(そのあと、本人や他のユーザーは、そのモデルを購入することができます)。
ここでキーとなるのは「製品プラットホーム」というコンセプトです。 ユーザーにも、本職のLEGOデザイナーにも同じように、迅速に比較的自由な形のモデルを作成する手段を与えることができるというのは、驚くべき可能性を生み出す強烈な能力です。
このプラットホームの一番良いところは、我々が、大規模市場向けに売れそうな製品ラインを毎年選ぶということに、もう縛られなくなるということです。
文字通り今、我々は、あなたがたユーザーの助けによって、LEGO Factoryを通じていろいろなテーマ(シリーズ)を揃えた製品を送り出す能力を持ったのです。
□スライド画像□□
□LEGO Factory
□ 作って、シェアして、買っちゃう
□ LEGO Factoryなら、
□ オンラインであなた独自のデザイン
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●LEGO Factory at a Glance-一目でわかるLEGO Factory
基本的にLEGO Factoryでは、2つの異なるアプローチが用意されています。
-他の人のデザインしたモデルを買う。
-望むなら、自分でデザインしたモデルをアップロードし、それを買う。
●August Launch-8月発進!
(訳注:サイトの画面が)どんな風に見えるかの即席サンプルです。
□スライド画像□□□
□LEGO Factory
□ Gallery
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●Trains in Europe-ヨーロッパのトレイン事情
トレインシリーズでの例を見てみましょう。 大人に人気のシリーズなのは明らかで、それだけに、この先もちゃんと製品を出し続けるのを保証することが非常に重要です。 しかし、LEGOとLEGOトレインにとって競合他社との主戦場であるヨーロッパでの昨年秋の売り上げの(訳注:売り上げが悪かった?)影響で、製品競争力をどうやってキープするかという観点での、トレインシリーズの見直しが迫られました。
我々の市場調査やユーザーからのフィードバックの結果が語っていたのは、5~6歳向けの製品に需要が集中しているということ。一方で、残念ながらトレインシリーズには該当する(5~6歳向けの)製品が無かったのです。5歳以上に合ったシリーズに変更するとした場合、セットの種類を増やすことや、もっと一般的な方式のリモコン制御に変えることも含め、いろいろなやり直しが必要になってきます。
「Play Train」を、自己充足的(訳注:スタンドアローンで動作する)ことが望まれる子供向けのトレインシリーズとしましょう。
「Hobby Train」を、現在の9Vシステムのようなタイプで、モジュール式であることに焦点を当てたコンセプトのものとしましょう。
ここ出てくる疑問-どうやったらこの2つのニーズを一度に処理できるでしょう?
●LEGO Train Factory -LEGO Train Factoryなら……
□スライド画像□□
□LEGO Train Factory
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今までの単一デザインのプラットフォームでは、皆さんがご存知のテーマ(シリーズ)・セットとして厳しい選択をしなければいけないというのが我々の実情でした。
今回のケースだったら、子供向け市場を取るか、大人向け市場を取るかの選択が必要となっていたことでしょう。問題は、どちらの道を取ったとしても、程無くどこかで同じ問題が起きるだろうということです。
しかし、LEGO Factoryプラットホームの導入によって、我々は両方の観客に出荷する能力を持つことができるのです。
来年の夏には、5歳以上を対象にしたの新しいトレイン製品をお披露目できる予定です。これは「新」シリーズではなく従来の9Vシステムの拡張版になるでしょう。
4.5Vから12V、12Vから9Vへ変更したときとは違い、今回の拡張は十分練られたもので、大人と子供両方に良い物が完成したかを確かめるときにはAFOLにも関わってもらいました。(訳注:後半、誤訳な意訳かも)
●Preliminary Wagon Design -貨車デザイン準備稿
これは、従来品と似た感じの、あるモデルのテストショットです。見ての通り、全体的なシステムは皆さんおなじみのもの(訳注:9V用の貨車?)と非常によく似ています。
(訳注:元ページに画像等は無し。おそらく会場限定で見せたもとの思われる。)
ここでのカギは、我々がLEGOシステムとは完全に相容れないようなものは開発したくなかったというか、LEGOシステムと馴染むものが欲しかったということです。
着手からおよそ1年になりますが、またこのモデル準備稿以外はお見せできるものはありません。そのうち、もっと披露できるかと思います。
●Non-Powered Track -給電無しのレール
9Vトレイン製品で非常に高価な部品は、金属レールです。この事実とトレイン制御をリモコンに変えたいというのを合わせると、市場競争で生き残るためには全てプラスチック製のレールを作る必要があるというのが自ずと明らかになります。
しかし、お分かりのように、この給電無しのレールも、既存の金属付きレールと一緒に使えるということを実際に確認しています。 そして、はっきりさせておきますが、金属付き9VレールもLEGO社公式のルートで生産・販売を継続します。
●Remote Baseplate Sensor -台枠のリモコン用センサー
レールから電源を採らないトレインを制御するために、「リモコン」という解決策が必要になりました。 ご覧の通り、普通のLEGOトレイン台枠(訳注:baseplate=シャシー用のプレート)にリモコン用赤外線センサを付けるという小変更を加えました。 コントローラで使えるチャネル数なんかのリモコン装置の仕様はまだ検討中です。
ご存知の通り、我々は、子供にとって面白く、大人にも受け入れてもられるものを開発するために力を尽くしてきました。
さて、全部話したところで、あなた方は「9Vシステムはどうなっちゃうの?」と多分尋ねるんだと思います。全く正反対で、9Vシステムから遠ざかってしまうのではない、ということをはっきりさせてください。今日売られているのと同じように販売を継続します。給電型レール、動力付きの列車、コントローラ、全部残します。
実際には、昨年の10月から、秘密保持契約を結んだAFOLの小グループに開発初期段階からすっとAFOLの立場での意見をフィードバックしてもらっています。(訳注:わかんなくて訳を端折ってますm(__)m) 我々は「Signal」グループと、呼んでます。
●The most creative hobby train system in the world -世界一創造的な鉄道模型
実のところ、2つの-別々ではあるが関係の深い-トレインシリーズのベストな落としどころを検討し始めた頃、我々が即座に抱いた考えは「世界で一番クリエイティブな鉄道模型」を作りたいということでした。
ここでのカギは、Play TrainとHobby Trainの2つ実現形態を別に扱い始めたことです。
子供が好むものと大人の好むものとでバランス(訳注:中途半端なところに落ち着くような)
をとったものより、はっきりそれぞれを分けて作るほうが良いと考えるに至りました。
また、Hobby Train Systemのことを言うと、単に昔以上のものというだけでは満足しないで、総合的にこの趣味を進化させるのを手伝えるようにしたかったのです。
そして、LEGO Factoryの出番となります。
●LEGO [Train] Factory evolution -LEGO「Train」Factoryの展開
前述の通り、LEGO Factoryは単なる製品テーマではなく、製品デザインのプラットフォームです。これによってもたらされる恩恵は、通常の遅くて金のかかる製品開発手法のインフラに依らなくても、テーマやコンセプトに対して信じられないくらいのサポートを簡単にできるということです。
来年は、トレイン設計用に特化させた、カスタム版のLEGO Factoryを始める予定です。LEGO Train Factoryは、世界中の老若あわせたLEGOファンの手で作成・共有・購入される、数限り無いトレインデザインを提供してくれることでしょう。
9Vシステムの多くの製品群はすぐに無くしてしまうつもりはありません。また、もちろんLEGO Train Factoryが終着点ではありません。このLEGO Factoryのコンセプトがひとたび確立してしまえば、他のシリーズにも同じ方法で適用できないわけがありません。
最初にお話したように、我々のカスタム製品のコンセプトには、今日に至るまで一連のステップがありました。少なくとも6年間このことに取り組んできたのです。想像してみてください-今ここから6年後を見ることができたら、そこでは何が起こっているでしょうか……
●LEGO Factory Launch Details -LEGO Factory詳細
LEGO Factoryの在る今日へ導いてくれた多くのステップの全ては、LEGO Train Factoryについても同じことが言えます。
数週間後に始めるメインのLEGO Factoryの成り行きから我々が学習するまでは、LEGO Train Factoryにあわてて手を付けたくないというのは、はっきりしています。
加えて、我々が次に学習する必要があるのは、LEGO Train Factoryを通じて、ベストな部品パレット(訳注:"parts palette"部分。最初は部品色のことかと思ってたのですが、そうではなく、LDDで用意しておく部品の揃え具合を指してるようです)をどうするかということ。初代の部品パレットは、Signalグループの助けを得て選択してありますが、トレイン作成に本当に重要な部品揃えというのは時間とともに変わっていくだろうと考えています。
来年早々、先日のmicro scaleビルドでやったのと同様のLEGO Factoryコンテストを開催する予定になっています。お題は、「あなたの作り得る最高の機関車もしくは貨車」ということにしましょうか。来年末にはそれを公式のセットとして製品化したいと思います。
さらに、「Ultimate Train Builders set」と呼ぶことになるセットも発売する予定です。LEGO Train Factoryの一発目の実戦配備に使えるよう、トレイン作成に使える部品を基本とした、バルク部品のセットになります。
●LEGO Factory - LEGO Fan forum
http://www.legofan.org
この話題については、猛烈にたくさんの質問があるともちろん思ってます。そこで、legofan.orgチームのご協力でサイト内にLEGO Factory専用のフォーラムを作ってもらいました。 このフォーラムでは、私やLEGO Factory担当マネージャに質問することも出来るようになっています。
また、これから数ヶ月は、私のブログでもかなり話題にするつもりですので、チャンネルはそのままで。
●Questions
確かに、Play train を作ろうという議論が1年前に始まったとき、失敗作となるの可能性がありました。 しかし、AFOLコミュニティとの協働を通じて、我々は、コミュニティとって有害かもしれないものを、価値が約束された(訳注:ファンのお墨付きの?)ものに変えることができたのです。
ayucowつぶやき:
拙訳を推敲しながらあらためて感じたのは、以前YLS掲示板ではくしゃくさんが投稿されていた「超訳・伝説部長」の質の高さ。純粋に情報として有用なだけじゃなく、読み物として面白いように文体や言葉選びなどに気が配られていて、さすがでした。YLS掲示板は無くなっちゃったけど、はくしゃくの超訳は05funとかで再開熱望!
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コメント
コメント翻訳お疲れさまです。字面を追いかけるだけでせいいっぱいの自分としては他人の文やコメントを和訳する事ができる時点で神クラスです。
LEGO Trainの給電システムって結構スグレモノなんだけど、反面足回りにかかるコストは馬鹿にならないんだろうなと思います。リモコン式になった時の給電方法をどうするんだろうってとこが気になるところ。
投稿: KJ | 土曜日, 8月 20, 2005 08:29 午前
感じとしてはポッチつきのデジQトレインのようになるのかなーと思ってますが、電池駆動となると、重量級な車両や長大編成、電気ギミックを追加した車両なんかでいろいろな制限が出てきそうで厄介ですなぁ。
そういう向きには、継続販売する従来9Vを……ってことなんでしょうけど。
投稿: ayucow | 土曜日, 8月 20, 2005 09:19 午前
EJLTC掲示板より来ました。#10133が9月3日クリブリ入荷でも書き込もうとか思いつつ……しかし、そんなことが些細に思える大ニュース! 本気で吃驚・そして驚愕しました。
興奮は今晩一夜収まりそうにありません!
噂に流れていたリモコン化に関しては「9Vの終焉」という最悪の結果を覚悟していただけに、9Vの継続が明言されたことに、ほっとすると同時に新システムへの期待になっています。
対象年齢を下げることでcityとの融合でトレインの幅が広くなること期待できます。なにより、ユーザー層の拡大は望むべきことですし。
(ちょっとまだ興奮は冷めませんので冷静・詳細なコメントできず申し訳ない……)
なにはともあれ、長文ドキュメントの翻訳、感謝いたします。
投稿: sekiyama | 土曜日, 8月 20, 2005 08:00 午後
>>ayucow様
新システムの構造がひたすら気になり、原文にも目を通していて気がついたのですが、Baseplateは「台車」ではなく、「台枠」ではないでしょうか? 構造的にも台枠と考えたほうがしっくりくるように思えますが如何でしょう?
>電池駆動となると、重量級な車両や長大編成、電気ギミック
電池式でも、駆動電圧が9Vで維持されればパワー・スピード面での不足はないでしょうね。重量面では不利になりますが、電池をウェイトに利用できるメリットにもなります(そういえば12Vは重いウェイトを車体に取り付けていましたね)。
この15年ほど、レゴ社は電気系は9Vに統一しておりましたから(例外はミニフィグの灯り?)、この統一を覆すようなことはないと信じたいものですが……。
>>KJ様
9v,12vの電気システムは、一般の鉄道模型に使われるものと同じですから、本格的である反面、高価になりがちでした……。
新システムはやはり電池駆動でしょうね。但し、単三6本で9Vという現状のシステムはあんまりスマートではないですよねぇ。理想的には充電池なんでしょうが(それこそデジQトレインの如く)、肝心のコストダウンという観点では問題あり。どうなるのやら?
投稿: sekiyama | 日曜日, 8月 21, 2005 08:25 午前
>sekiyamaさん
ご指摘ありがとうございました。「台車」っていったら、動輪の付いてる部分のことになっちゃうんですね。ちゃんと「台枠」という用語があるんだ!修正しました。
投稿: ayucow | 日曜日, 8月 21, 2005 07:59 午後